お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信停止は、hon@kotokotosya.jpまで)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ロシアのウクライナ侵攻に驚きと怒りを感じています。井の頭自然文化園の元園長で現・日本動物園水族館協会専務理事の成島悦雄さんが、「動物園は、戦争、飢饉、社会の混乱といった不安定な時代には、存在することができません」と言っていたのを思い出しました。「戦争が起これば、動物園どころではなくなります。人々が安心して動物園を見学できることは、とても素晴らしいことなのです」と話されたのです。井の頭自然文化園も戦時中真っ先に行われたのは人気者のホッキョクグマやツキノワグマの薬殺でした。
訃報:株式会社文伸の創業者、川井捷一郎(86歳)が2月20日に亡くなりました。生前のご厚誼に深く感謝申し上げます。
————————————————————-
●井の頭公園の散歩(10)
●神は細部に宿る!
●『井の頭公園100年写真集 ハンディー版』『井の頭公園いきもの図鑑 改訂版』先行予約受付中
●3月14日(月)NHK「首都圏ネットワーク」で跨線橋の本づくりについて紹介されました
●”懐かしの井の頭公園・吉祥寺写真展”開催します
●『株式会社友伸エンジニアリング 50周年記念誌 友と共に』
●『松本伸一作品集 陶芸を見つけた道 いま生きて在ることを愉しみ歩む』
————————————————————-
————————————————————-
井の頭池が少し濁ってきています。1月には底まで見えていたのに、2月3月と透明度が落ちてきています。その理由を、井の頭かんさつ会代表の田中利秋さんに聞きましたら「池の水温が上がり、さらに日照も増えたので、水中の植物プランクトンが増えているからです。それと、冬の透明度が高かった時に地下水供給量を減らしたのをまだ戻していないようですから、池の水の入れ替わりがプランクトンの発生に追いついていないという理由もあると思います」と教えてくれました。
植物プランクトンが居座ることができないほどの地下水供給量が常に必要だということが分かり、現在の井の頭池は、様々な人の手による継続的な保全活動が止まると、一瞬のうちに悪化してしまう脆弱な自然であるのでしょう。
3月の初めは、水仙や梅が満開になり、早咲き桜も咲いて、まさに春の訪れを感じさせてくれます。ロシアのウクライナ侵略戦争を思うと、井の頭公園のぶらぶら散歩が、とても幸せな時間なのだと思うのです。(川井信良)
出版部での出来事。「表紙の用紙はサンシオンにPPをかけたんだけど、紙の味が出ているよ」と出来たての本を見せると、宮川が「おお、良いですね! PPをかけるから表情は期待していなかったけれど、違いますね」と言いつつ、表紙をめくって裏面を撫でながら「ここも良い感じ」とにっこり。
そんなやりとりを見た船木が「裏をスリスリ……、マニアックですね~」と笑う。というのは、一般的にソフトカバーの表紙の裏は、見返しが糊づけされているのですが、糊は小口部分だけで、天(地)部分は糊が付いていない。なので、その隙間から指を入れて表紙の裏を撫でることができるのです。わざわざ触る人も、見る人もいないはずですが、でもこうした部分も全体の雰囲気づくりの一助になっている?! かな。
ちなみに、判型も210㎜×210㎜で、それも本の内容(作品集)にぴったりで、お客様(この本の著者)には「ミュージアムショップに並んでいる本のよう」と言っていただけました。大袈裟に言えば、神は細部に宿る! ですかね~。しつこいようですが、本づくりって内容や文章、写真、デザインだけではなく、それにあった判型、紙選びなど、造本設計によって、良本となるんですよね~。(稲冨能恵)
————————————————————-
————————————————————-
初版の刊行から今年で5年目。新たな資料や自然環境の変化による生態系の移り変わりをまとめました。
・特設サイト
https://www.bun-shin.co.jp/inokashira100/
・ぶんしん出版BASEショップ
https://bunshin.base.shop/
・太宰治ゆかりの三鷹のこ線橋撤去へ 写真や映像で記憶を後世に
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220315a.html
・太宰治が好んで訪れたこ線橋 老朽化などで撤去へ 東京 三鷹
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220314/k10013531051000.html
ぶんしん出版発行の写真集『井の頭公園100年写真集』『吉祥寺今昔写真集』から選りすぐりの写真を大判パネルで展示!
【日時】2022/3/19(土)10:00~16:00
【場所】武蔵野ハウジング・スクウェア
————————————————————-
————————————————————-
出版事業部では、周年誌の制作もしております。企画や執筆、デザイン、造本設計、印刷から製本まで、ユニークな周年誌がぞくぞく! お気軽にお問合せください。
周年事業の文伸:https://www.bun-shin.co.jp/syunen/
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
▼SNSでも情報発信中!
アカウントをお持ちの方は「いいね」や「フォロー」お待ちしております
・ブログ(ことこと長屋):http://blog.livedoor.jp/kotokoto_sya/
・Facebook:https://www.facebook.com/kotokotosya/
・Twitter:https://twitter.com/kotokotosya
・note:https://note.com/bunshin_kawai/
▼「ぶんしん出版+ことこと舎便り」のバックナンバーは、News&Topicsに掲載しています
https://staging-kotokotosya.site/
▼跨線橋の記録と記憶を伝える本づくりのために写真や資料を集めています
https://www.bun-shin.co.jp/20211228-2/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行元
株式会社 文伸/ぶんしん出版/自費出版専門工房「ことこと舎」
出版事業部
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
TEL:0422-60-2211 / FAX:0422-60-2200
▼メールアドレスの変更・配信停止・ご意見・ご感想・お問い合わせ
E-mail:hon@kotokotosya.jp
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
株式会社 文伸 https://www.bun-shin.co.jp/
ことこと舎 https://staging-kotokotosya.site/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼バックナンバー
Vol.1 2021/6/15、Vol.2 2021/7/13、Vol.3 2021/8/17、Vol.4 2021/9/13、Vol.5 2021/10/15、Vol.6 2021/11/16、Vol.7 2021/12/15、Vol.8 2022/1/14、Vol.9 2022/2/15