ぶんしん出版+ことこと舎便り Vol.26 2023/8/3
日付:2023.08.04

お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信停止・配信希望は、hon@kotokotosya.jpまで)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ぶんしん出版+ことこと舎便り Vol.26 2023/8/3

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

連日、猛暑と豪雨のニュースが流れていますが、いかがお過ごしでしょうか。ニュースでは「経験したことのない大雨」とか「災害級の暑さ」という表現が使われています。なにか地球の悲鳴のような感じがします。「経験したことのない大雨」という表現を気象庁が初めて使ったのは10年ほど前からということですが、この用語が使われるたびに、記録更新の大雨が降ったことになるわけですね。
異常気象の原因が人間の仕業ならば、人間が元通りにするしかないわけで、では私は、何をするべきか、何ができるのかを暑さに嘆くだけでなく日々問われています。(川井信良)

————————————————————

▼目次

【1】コラム

 ● 道草(3)

【2】トピックス

 ●『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』増刷!
 ●「井の頭公園いきもの図鑑と歩く夏休み 自由研究コンテスト」開催中
 ● NHK BSプレミアム「釣りびと万歳 巨大サクラマス大捜査!-小林よしひさ 北海道・洞爺湖-」釣り兄貴役で出演

【3】イベント情報

 ● 府中市商工まつりに出店します!
 ● 三鷹ビジネスパーク シン・夏祭り(同日開催:議員カフェ)

————————————————————

【1】コラム

————————————————————

● 道草(3)「自転車旅行の『スゲー』の巻 その1」

今号も道草をします。今回は中高生時代の自転車旅行の話。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中学3年生の終わりの春休みにMちゃんとF雄を誘い、中学卒業記念三浦半島一周自転車旅行を打ち上げた。ユースホステル利用の二泊三日の旅行だ。自転車で三鷹から逗子経由で三浦半島を一周して三鷹に戻る計画は、15歳の少年たちにとっては結構な冒険旅行だった。往きは向かい風に苦しめられ、帰りは国道246号線のアップダウンでへとへとになったけど、城ヶ島から見た天の川に3人とも「スゲー」となった。
1年後の高校1年生の終わりの春休みは、F雄と富士五湖をめぐる自転車旅行を計画した。いつもの通り三鷹を午前零時に出発して甲州街道に入り小仏峠を越えて大月へ、ここから左折して富士山を正面に観ながら富士吉田へと向かった。ところがすでにここは富士山の裾野なので(と分かったのは、後で等高線の地図を見てからだけど)、緩やかだけど延々とどこまでも登り坂が続いた。なんとか富士吉田に着き、右折して河口湖へ、そして今日の宿泊予定地の西湖に向かう。観光地の河口湖から離れると華やかな風景は一変し緑が多くなり道路も砂利道となった。
西湖は原生林と溶岩に囲まれたまったく人影がない静かな湖だった。ただ、まだ陽も高いので、そのまま精進湖と本栖湖まで足を延ばした。「あっ富士山の形が変わっている」と声には出さなかったけれど河口湖で観た富士山とは違う形になっている。驚いた。富士山も表裏があるんだなと思いながら西湖に戻った。
西湖の湖畔は溶岩だらけで、テントを張れる場所がなかなか見つからなかったが、わずかに平らになっている窪地を見つけてエイヤっとテントを張った。実はちゃんとしたテントではない。F雄が古いカーテンを縫って作ったものだ。仕立て職人の息子だけある。「スゲー」と思った。ラーメンを夕飯にして寝袋に潜り込んで無事一日が終わった。ここまでは順調だった。
明け方近く、何か息苦しい。「どうしたんだ」と、うっすら目を開けるとカーテンのテントが顔にピッタリ付いている。「苦しいわけだ」と手で上に上げようとしたら上がらない。「なんだ!」と二人とも飛び起きたら30cmの雪が積もっていた。2人で「スゲー」と叫んだ。(続きは次号)(川井信良)

————————————————————

【2】トピックス

————————————————————

●『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』増刷!

5月1日に発売した『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』がおかげさまで増刷となりました。

『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』著者:矢野勝巳/発行:ぶんしん出版/頁数:224ページ/価格:1,870円(税込)/サイズ:四六判
ご購入はこちら
https://bunshin.base.shop/items/72316245
https://www.amazon.co.jp/dp/4893902008/

 

●「井の頭公園いきもの図鑑と歩く夏休み 自由研究コンテスト」開催中

吉祥寺エクセルホテル東急様、吉祥寺東急REIホテル様で共同開催中です。
コンテストでは、『井の頭公園いきもの図鑑 改訂版』(ぶんしん出版)をガイドブックとして使用し、親子で井の頭恩賜公園内の生きものをテーマとした自由研究作品を作成(『井の頭公園いきもの図鑑 改訂版』は両ホテルで販売)。作品は吉祥寺や井の頭恩賜公園に縁のある方が審査し、入選作品を決定。入選された方への賞品として、ホテルの宿泊券や、食事券に加え、吉祥寺にちなんだ書籍などが贈呈されます。

期間:2023年7月15日(土)~9月3日(日) ※必着
詳細:https://www.tokyuhotels.co.jp/kichijoji-r/information/104327/index.html

 

● NHK BSプレミアム「釣りびと万歳 巨大サクラマス大捜査!-小林よしひさ 北海道・洞爺湖-」釣り兄貴役で出演

ことこと舎でお手伝いした『feat.鱒 フィーチャリングトラウト』の著者、喜島進様が7月16日(日)17:30~NHKBSプレミアムで放送の「釣りびと万歳」に、釣り兄貴役で出演されました。ゲストは、よしお兄さんこと「小林よしひさ」さんです。

https://www.nhk.jp/p/angler/ts/17PY8VNYRY/episode/te/8NQW9PZ12R//

————————————————————

【3】イベント情報

————————————————————

● 府中市商工まつりに出店します!

日時:2023年8月5日(土)、6日(日)10:00~
場所:大國魂神社境内
出店内容:
・東京諸島の焼酎の飲み比べ
・約30種類の東京諸島関連商品の販売
・はずれなしの「お楽しみくじ」
詳細:府中市商工まつり
https://www.tama5cci.or.jp/chamber/maturi/index.html

 

● 三鷹ビジネスパーク シン・夏祭り(同日開催:議員カフェ)

2023年8月4日(金)17:30~20:00入場無料

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

▼SNSでも情報発信中!

アカウントをお持ちの方は「いいね」や「フォロー」お待ちしております

・ブログ(ことこと長屋):http://blog.livedoor.jp/kotokoto_sya/

・Facebook:https://www.facebook.com/kotokotosya/

・Twitter:https://twitter.com/kotokotosya

・note:https://note.com/bunshin_kawai/

▼「ぶんしん出版+ことこと舎便り」のバックナンバーは、News&Topicsに掲載しています

・https://staging-kotokotosya.site/

▼跨線橋の記録と記憶を伝える本づくりのために写真や資料を集めています

https://www.bun-shin.co.jp/20211228-2/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■発行元
株式会社 文伸/ぶんしん出版/自費出版専門工房「ことこと舎」
出版事業部
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
TEL:0422-60-2211 / FAX:0422-60-2200
▼メールアドレスの変更・配信停止・ご意見・ご感想・お問い合わせ
E-mail:hon@kotokotosya.jp
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
株式会社 文伸 https://www.bun-shin.co.jp/
ことこと舎 https://staging-kotokotosya.site/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼バックナンバー

Vol.1 2021/6/15Vol.2 2021/7/13Vol.3 2021/8/17Vol.4 2021/9/13Vol.5 2021/10/15Vol.6 2021/11/16Vol.7 2021/12/15Vol.8 2022/1/14Vol.9 2022/2/15Vol.10 2022/3/16Vol.11 2022/4/15Vol.12 2022/5/16Vol.13 2022/6/15Vol.14 2022/7/15Vol.15 2022/8/26Vol.16 2022/9/26Vol.17 2022/10/14Vol.18 2022/11/18Vol.19 2022/12/15Vol.20 2023/1/13Vol.21 2023/2/16Vol.22 2023/3/17Vol.23 2023/4/14Vol.24 2023/5/17Vol.25 2023/6/15